フットワーククラブ寒川

フットワーククラブ寒川

神奈川県高座郡で1986年に設立されたフットワーククラブ寒川。
チームデータ及び指導者インタビューをご覧ください。

チームデータ

⚽️基本情報

【住所】
神奈川県高座郡寒川町一之宮2-2-17
【練習場所】
寒川町立寒川中学校
寒川町立旭が丘中学校
寒川町 川とのふれあい公園
【練習日時】
<U15>
(火・水・金)18:30~21:00
(土・日・祝)練習試合、大会等
<U14>
(火・水・金)18:30~21:00
(土・日・祝)練習試合、大会等 
<U13>
(火・水・金)18:30~21:00
(土・日・祝)練習試合、大会等 
【電話番号】0467-75-0989
【チームホームページ】
https://footworkclub.com
【設立年度】1986年

⚽️費用

【入会金】10,000円
【年間費】6,000円+4,000円(登録保険)
【ユニフォーム代】26,000円
【月謝】8,800円
【合宿費】40,000円
【初年度総額】181,600円
【2年目以降総額】117,600円

⚽️チームスタッフ

【代表】入澤龍馬
(選手歴)
1.フットワーククラブ寒川
※ジュニアからユースまで
2.アルゼンチン留学(2部リーグ)
3.フットワーククラブ寒川トップチーム
(指導歴)
フットワーククラブ寒川
ジュニア地区トレセンコーチ(2017)
ユースクラブ選抜コーチ(2019~2022)

【Jrコーチ】丸谷壯 
(選手歴)
1.東奥義塾高校
2.アルゼンチン留学(州2部リーグ)
3.ブラジル留学(州2部リーグ)
4.AC弘前トップチーム
(指導歴)
AC弘前アカデミーコーチ
フットワーククラブ寒川アカデミーコーチ
メニコンカップアシスタントコーチ(2019)
弘前地区U-15トレセンスタッフ(2020)

【Jryコーチ】入澤盛介
(選手歴) 
1.フットワーククラブ寒川
※ジュニアからユースまで
(指導歴)
フットワーククラブ寒川アカデミーコーチ

⚽️大会実績

高円宮杯全日本ジュニアサッカー選手権
※全国大会出場1回
高円宮杯全日本ジュニアサッカー選手権
※関東大会出場2回
全日本クラブジュニアサッカー選手権
※関東大会出場4回

⚽️進路

ユース昇格
アルゼンチン留学
湘南工科
三浦学苑
平塚学園
光明相模原
その他、近隣の県立高校

失敗しない中学年代のクラブチーム選びとセレクションではここを見る

指導者インタビュー

高座郡寒川町を拠点としたジュニアから社会人までの一貫指導をされているフットワーククラブ寒川。
代表の入澤代表は、ユースの魅力を1人でも多くの人に伝えたいと仰います。
その魅力とは、
・ジュニアユースの選手でも飛び級でユースの試合に出場できる
・ユースの選手もTOP(社会人)の試合に出場できる
・高校だと選手権で引退となるが、ユースは年間を通してずっと公式戦がある
・選手数が多くない為、公式戦の経験を多く積める
など等
そんな入澤代表のサッカー観・指導論をご覧ください。
小倉
小倉
本日はお忙しいところお時間を頂きましてありがとうございます!
チームのことや入澤さんのことを色々とお聞かせ頂ければと思いますので、宜しくお願いします。
こちらこそ宜しくお願いします!
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表

選手歴・指導歴

小倉
小倉
まずは選手歴からお伺いしてもよろしいでしょうか?
選手歴としてはフットワーククラブ寒川でジュニアからトップまでずっとプレーをしていました。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
こんなことをお聞きするのは失礼かもしれませんが、途中でクラブチームではなくて、部活でサッカーをやってみたいと思ったことはなかったですか?
家庭環境もあると思うんですけど、父がクラブチームを作って、そこでずっと育ちましたし、中学のときにはユース(高校)の試合にも出場していたので、クラブチームでやるのが当然という感じでしたね。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
ユース選抜にも選ばれたんですよね?
はい。
1年生のときと2年生のときに選んでいただきました。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
凄いですね!
しかも、高校を卒業してからはアルゼンチンに渡られていますよね?
そうですね。
1年間だけですけど行きました。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
日本でプロになろうとは考えなかったんですか?
小学校を卒業する少し前に1ヶ月間だけアルゼンチンに行ったんですよ。
そういったのもあって、中学のときには高校を卒業したらアルゼンチンに行くって決めていたので、日本でプロになろうとは考えずにアルゼンチンに渡りました。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
子供の頃の夢が叶ったんですね。
ただ、アルゼンチンではプロ契約をしてプレーしていた訳ではなくて、州リーグでプレーしていただけですけどね。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
それでも小さい頃からの夢を叶えられている訳ですし、凄いですよ。
帰国されてからはどうされたんですか?
フットワーククラブ寒川のトップチームが県1部のリーグに所属していたので、選手としてプレーしながら、指導もしていました。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
いくつぐらいまで現役でプレーされていたんですか?
30歳までは監督をやりながらという時期もありますがプレーをしていて、昨年(2020年)に1度現役復帰をしたんですけど、ただもう若い子たちに任せようということで、今は監督としてだけ携わっています。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
ジュニアユースの監督になられたのはいつからですか?
ジュニアユースとユースは6年前(2021年現在)からずっと見ていて、今年僕が担当しているのはU15とU18、トップチームになります。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
3チーム兼任なんですね。
そうですね。
U14・U13とトップチームにコーチはいるんですけど、専任ではなくて、週に3・4日だけ指導をしてもらっているので、僕のほうで3チーム見ています。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表

アルゼンチン時代に関して

小倉
小倉
アルゼンチン時代に関してお聞きしたいんですが、日本人とアルゼンチン人の大きな違いはなんでしたか?
正直、足元の技術がそんなに高い訳でもないし、リフティングがめちゃくちゃできる訳でもないんですけど、自信だけは持っているんですよね。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
メンタルが全く違うという事ですね。
自分は絶対にできるんだ・絶対に点を取れるんだっていう根拠のない自信と、試合になると、命を懸けて闘うというと大袈裟かもしれないですけど、試合に対する覚悟の部分は日本人とは大きく違ったので、そこは勉強になりました。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
もはや国民性だと思うんですけど、日本の選手も自信を持つ方法はあると思いますか?
結局、トレーニングを日々積み重ねていかないと自分のことは信じられないものなので、まずは自分のことを信じられるくらいトレーニングすることが大切だと思います。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表

指導をする上で心掛けていること

小倉
小倉
指導をする上で心掛けていることは何かありますか?
1番は、1人1人の選手の素質を磨くっていうことなんですけど、ジュニアユースの前のジュニアの段階では、ほぼほぼ教えないっていうのを意識しています。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
自由にサッカーを楽しむってことですか?
もちろん、ルールや最低限のチームの中での決め事は伝えますけど、試合中にこうしろとか、それはダメだとかは一切言わずに、いろいろなポジションを経験させながら、闘うというハートの部分も指導しています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
すばらしいですね。
指導もアルゼンチンスタイルですか?
そうですね。
うちのチームにはアルゼンチンの血がチームに流れているので(笑)
ただ、中学生になると、ポジションの専門性じゃないですけど、サイドバックはサイドバックの考え方、ボランチはボランチの考え方を身に付けさせるようにしています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
チーム戦術はいかがでしょうか?
U15になるとちょっとだけ戦術も教えますけど、それ以上に各ポジションにおける能力を伸ばすことに注力をしています。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表

勝利至上主義に関して

小倉
小倉
最近は小学生年代から強いチームや勝利が評価されるような風潮がありますけど、そのあたりはどう思われますか?
勝利至上主義の弊害もそうですけど、僕はクラブチームが育っていないっていうのが1番の問題だと思っていて、小学生・中学生・高校生年代で、それぞれ繋がりはなく、途中で切れてしまうじゃないですか。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
最近、ジュニアユースのチームを持つ高校も出てきていますけど、それでもまだごく一部ですもんね。
まだまだ少ないですよね。
でも、欧米でも南米でも、14歳ですごく能力が高くて良いもの持っている子は、16歳や17歳のチームでプレーしているんですよ。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
そうなると、小学6年生、中学3年生、高校3年生の各最上学年は伸び悩んでしまいますね。
そうなんですよ。
先週、トップチームの公式戦にユースの子をスタートから使いましたし、僕自身も16歳のときにトップチームの試合に出場をしていたので、自分の経験として、飛び級の大切さを分かっているので、そこは何とかしたほうが良いなって思っています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
能力的にプレーできる子たちはいますもんね。
神奈川県の中学生の大会の準決勝・決勝を観戦しても、この子だったら絶対に16歳・17歳とやったほうがいろいろと吸収して、違いを出せる選手に育つなって感じる子が何人もいますからね。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
そうなると、フットワーククラブ寒川さんでは、ジュニアユース年代の子たちでもユースの試合に出場することもありますか?
うちはそこにはこだわっています。
この前もユースの大会に15歳の子が2人スタートで出て、1人は1点取ってくれました。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
それはすごいですね!
こんな田舎の小さいクラブですけど、そういう信念というか哲学みたいなものは、ちゃんと貫いていこうという話はスタッフとも話しています。
入澤龍馬代表
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フットワーククラブ寒川に関して

小倉
小倉
今ジュニアユースのチームには何名くらい在籍されていますか?
最近はガクっと減ってしまって、1学年8人ずつくらいで3学年では25名くらいです。(2021年現在)
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
ジュニアから上がってくる子たちが多いですか?
そうですね。
昔、強かったときは外からも来ていただいていたんですけど、いろいろなクラブが増えたというのもあって、なかなか人が集まらない状況になっていますので、そこを何とかしようということで、違う場所でスクールを始めたり、いろいろと模索している最中です。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
ぜひ、こちらでできるお手伝いはさせていただければと思います。
ありがとうございます。
なかなかユースの試合にも飛び級で出場できるという情報を知らない保護者や子どもが多いと思うので、その辺りの情報をまずは広めていただきたいです。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表

ユースに関して

小倉
小倉
今、入澤さんはユースの理事もやられていますよね?
はい、やらせていただいています。
昨年から各クラブのユースチームと合同でセレクションを実施しているんですけど、正直ユースの知名度ってまだまだ低いんですよ。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
日本では高校サッカーの人気が凄いですもんね。
でも、僕はユースでずっと育ってきていますけど、実はユースには魅力が凄く詰まっていて、高校だと、選手権で引退となってしまいますけど、ユースは年間を通してずっと公式戦があるので、高校以降もサッカーを続けるのであればアドバンテージになると思うんです。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
確かにブランクなくプレーできるのは魅力的ですね。
それと、高校サッカーだと、多いと200人・300人と部員がいるチームもあるじゃないですか?
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
はい、そういった場合は多くの子がスタンドで応援していますよね。
正直、僕からすると選手は試合に出てこそ意味があると思うので、そういう子たちが少しでもユースに目を向けてくれるように活動をしていきたいなって思っています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
現在、神奈川県はユースのチームはどれくらいあるんですか?
Jリーグの下部組織を入れて16、7チームくらいで、町クラブだけだと12チームくらいです。
でもどこもやっぱり人数がギリギリだったり、3学年で1チームだけだったりなんです。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
苦戦されているんですね。
でも、一昔前までは中学校では部活でサッカーをやるのが主流だったのが、今はクラブチームでやるのが主流になってきているので、もしかしたら、ちょっとずつ変わっていくかもしれないですね。
中学のようにクラブチームでやることが主流にならないまでも、もう少しクラブチームでプレーする子が増えてくると、もっと面白い選手が出てくるんじゃないかなと思うんですけどね。
入澤龍馬代表
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ジュニアユースのチームの選び方

小倉
小倉
神奈川県内ですとジュニアユースのチームは100チーム以上ありますけど、どのような観点でチームは選んだほうが良いと思いますか?
他のチームさんがどうとかは一切ないんですけど、U15のリーグを見ると、Bチームの子たちの扱いがあまりにもかわいそうかなっていうのは感じるので、僕が思うのは、強いとか弱いとかじゃなくて、ちゃんと子供を見てくれるかどうかっていうのを1番大切にしたほうが良いと思います。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
中学年代はとくに大切な時期ですしね。
人の成長としても大切な年代なので、見てくれるっていうのはサッカーだけではなくて、だらしない部分や正さないといけない部分をちゃんと指摘してくれたり、下手でもちゃんとコツコツやっている子には目を向けてくれたり、そういった指導ができる指導者と出会えたら、例えサッカーで結果が出なくても、すごく貴重な3年間になると思うんです。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
そうなると、少数精鋭で取り組んでいるチームも選択肢の一つに入れても良いのかもしれないですね。
本当は、1チーム18人で全員が公式戦に出場できる人数を上限にするとか、ルールを変えたほうが良いと思いますけどね。
アルゼンチンとかヨーロッパでは、1チームに30人、40人なんて絶対にあり得ないので。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
ユースは現在何人体制になんですか?
20人弱くらいで、1番ちょうどいい人数だと思っています。
うちはユースになるとトップチームの選手と一緒にトレーニングをするんですけど、トップチームの選手には大学生や公務員、社会人もいるので、どうやったら大学受験でうまくいくかとか、就職するにはどういう生活を送っておけば良いのかとか、いろいろと生の情報を聞けるので、そういった面でも良い環境だと自負しています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
サッカー面以外でも成長できる環境があるんですね。
うちからもプロを何名か輩出しているので、能力がある子はプロにチャレンジすれば良いと思いますけど、クラブのフィロソフィーとして、「社会に必要とされる人材育成」というのを掲げているので、きちんと社会に貢献できるような人間になるっていうことも大切にしています。
入澤龍馬代表
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成長する選手・伸びる選手の特徴

小倉
小倉
これまでに様々なカテゴリーの選手を指導されていますが、成長する選手・伸びる選手に共通点や特徴は何かありましたか?
うちのスタッフだけではなくて、別の指導者とも話をするんですけど、1番はやっぱり素直さですね。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
聞く耳を持つということですね。
それと同時に反骨心も大切だと言われますけど、その点に関してはどう思います?
実はトップチームにも自分の意見を持っていて、生意気って言ったらあれですけど、そんな感じの子もいるんですよ。
それこそ僕にも試合中にもっとこういう風にやったほうがいいんじゃないですか?とか、もっとこうやったら良くないですか?って言ってくるんですけど、それはそれで大切にしながら、その代わりに僕の意見もちゃんと聞けっていう話はしていますね。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
両方できたら強いですよね。
でも、自分の意見を言える子たちは減ってしまっていますよね?
日本人の性格的にそういうタイプの人間を大人は生意気とか、誰にものを言っているんだってなってしまって、嫌うことが多いからじゃないですかね。
投げかけているものを返してもらえないと、何を言っても聞いてもらえないってなって、自主性もなくなりますし、意見を言わないほうが良いなってなっちゃいますからね。
入澤龍馬代表
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印象に残っている選手

小倉
小倉
今まで一緒にプレーされていた選手でも指導されていた選手でもどちらでも良いんですけど、印象に残っている選手はいますか?
アルゼンチン人になるんですけど、州リーグの相手チームに、僕らがやっていた試合会場ってボコボコなのに、トラップは乱れないし、ボールは取られないし、チームのすべてのリズムを作り出していた選手がいたんですけど、半年後にはテレビに出ていましたね(笑)
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
プロになっていたっていうことですか?
そうです。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
州リーグの選手が半年後にはプロの選手になっているというスピード感が凄いですね。
良い選手がいるとすぐに嗅ぎつけて、練習参加させて良かったらすぐに契約ってなりますからね。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
過去にプロの選手を何人も輩出されていますが、プロになっていく選手ってどういった特徴がありましたか?
やっぱりハートの部分は強いですよね。
僕の2個下にザスパクサツ群馬でプレーしていて、今年からブラウブリッツ秋田へ完全移籍した青木翔大っていう選手がいるんですけど、僕がユースのときに彼は中2の後半くらいからユースの試合に出ていたんですけど、全く物怖じしない性格でした。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
高校生に交じってプレーしたら、普通は萎縮してしまいますよね。
高校は鹿島学園に行って、その後桐蔭横浜大学に進学したんですけど、凄いなって思ったのが、桐蔭横浜大が県リーグに所属している時期で、4年生はほとんどが途中で就活でいなくなるんですけど、彼は最後までプロになりたいっていうので続けていたら、その年のリーグ戦の得点王になったのかな?そうしたら、横浜FCから声が掛かってプロの道を勝ち取ったので、自分のことを信じて諦めない力も大事なのかなって思います。
入澤龍馬代表
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勉強との両立に関して

小倉
小倉
父兄の方が気にされている点でもあるんですけど、クラブチームと勉強の両立は可能だと思いますか?
クラブのスタンスとしては1番大切なことは学校の教育だと思っていて、その次がサッカーだと思っているので、勉強を疎かにして練習に来いよっていうのは絶対にないです。
僕が中学生のときからずっとそうだったんですけど、基本的にテストの1週間前は練習を休んで良いっていうことにしています。
入澤龍馬代表
入澤龍馬代表
小倉
小倉
勉強と両立できる環境になっていますね。
そうですね。
ただ、勉強に関してはやる子はやるし、やらない子はやらないんですけどね(笑)
ただ、やらない子にはどうやって焚きつけるかっていうのがもの凄く重要で、「100点を取れとは言わないけど、40点は取れるだろ?」って、その40点を取る努力はしないのはだめだよっていう話はしています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
自分が努力して、できるところまではやりなさいってことですね。
そうですね。
自分の力のMAXが40点だったら、40点取ることができればすばらしいことだと思うので。
入澤龍馬代表
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今後の目標

小倉
小倉
最後に今後の目標を教えていただいても良いでしょうか?
今クラブとして4年前くらいからちょうど一般社団法人に法人化にして、父が30年くらい掛けて、縦のラインのジュニア・ジュニアユース・ユース・トップと作り上げてきて、次は僕たちが第2幕ということで、横に広げていこうという話はしています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
横にですか?
横は何かっていうと、これもアルゼンチンの影響を受けているんですけど、地域に愛されるクラブを作りたいなって思っています。
僕がアルゼンチンでプレーしていたチームは普通の町クラブだったんですけど、週末の試合になるとそこの町のおじいちゃん・おばあちゃんが自分の子どもや孫がプレーしている訳でもないのに、チームを応援しに来てくれていたんです。
そういうのを僕たち湘南の寒川町っていう人口が48,000人くらいの小さな町で目指していきたいなと思っています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
高齢化社会の一つの解決策のようにも感じますね。
そうなると良いですよね。
僕たちのトップチームは今は県の2部に所属しているんですけど、県リーグに所属しているチームなのに、お客さんがいつも1,000人くらい来てくれるようなチームになったら最高ですよね。
これは父の代からずっと目指していたことではあるんですけど、町や地域に愛されるクラブになっていきたいなっていうのが1番の目標です。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
トップチームのリーグを上げて行っていつかはJリーグにというお気持ちもあるんですか?
いいえ。
僕はJリーグを目指そうとは全然思っていなくて、地域の方たちから応援されるようなオンリーワンのチームにして、選手からはあそこでプレーしたいなとか、ファンの方からは今Jリーグのチームで活躍している〇〇選手はうちのクラブの出身なんだと誇れるようなチームにしたいなと思っています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
ジュニアユースや育成という点ではいかがでしょうか?
神奈川県で優勝したいとか、そういうのは全然考えていなくて、それこそうちから育った選手が寒川町のどこかの会社で働いてくれたり、何か事業をやってくれたらすごく素敵なことだなって思いますし、そうやってスポーツを通して人材を輩出したいなって考えています。
入澤龍馬代表
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小倉
小倉
今はチームとしての結果を出して選手を獲得するというのが主流ですけど、それとは真逆ですね。
そうですね。
今はうちはこれだけ結果が出ていますとか、元プロの指導者がいますっていうところに、どんどん子供たちも集まっているとは思うんですけど、僕たちは真逆というか、僕たちなりの信念を貫いてやっていこうと思います。
そして、いつかはフットワーク寒川ってめちゃくちゃ良い人材を育成していて、ここに預けたら人としてもちゃんと育つね!っていう評判が広まれば必然的に多くの選手に来てもらえるようになると思うので、そこを目指してブレずにやっていきたいなと思います。
入澤龍馬代表
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