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Rafaga(ラファーガ)CF

群馬県邑楽郡に2014年に設立されたRafaga(ラファーガ)CF。
チームデータ及び指導者インタビューをご覧ください。

チームデータ

⚽️基本情報

【住所】
・群馬県邑楽郡邑楽町篠塚1336-1

【練習場所】
・ラファーガグラウンド
群馬県邑楽郡邑楽町大字篠塚1336-1

・邑楽スポレク広場
群馬県邑楽郡邑楽町篠塚1435-1

【練習日時】
(火曜日)18:30-20:00
※ラファーガグラウンド

(水・金)19:00-20:30
※邑楽スポレク広場

(土・日)9:00-10:30
※ラファーガグラウンド

【設立年度】2014年 

【電話番号】080-9159-2014

【ホームページ】
https://rafaga.jp

⚽️費用

【入会金】5,500円
【年間費】13,200円(4月入会の場合)
【ユニフォーム代】31,220円
【月謝】8,000円
【合宿費】都度、徴収。

⚽️チームスタッフ

【GM】小松原学
<経歴>
・小学
※第17回全日本U-12サッカー選手権大会3位
※優秀選手

・中学
※群馬選抜
※U13、14関東選抜
※9地域大会優勝・優秀選手

・U-17、U-18、U-19日本代表
※世代別代表に飛び級で選出される

・1998年4月Jリーグ最年少出場記録を樹立
・J1、J2、JFL、地域リーグなどを経験

<資格>
・サッカー協会公認JFA公認A級コーチジェネラル
・キッズリーダー
・4級審判
・柔道整復師、柔道二段
・鍼灸・あん摩マッサージ指圧師
・アスレティックトレーナー
・JFAフィジカルフィットネスC級コーチ
・登録販売者

【コーチ】山下智也
<資格>
・JFA公認B級コーチライセンス
・MCA認定メンタルコーチ
・4級審判

【コーチ】小野浩

<経歴>
・栃木県社会人サッカー2部リーグ
・同リーグ 得点王(2008)

<資格>
・理学療法士
・三学会合同 呼吸療法認定士
・BLSヘルスケアプロバイダー
・健康管理士 一般指導員
・体軸リハビリテーション レベル2修了
・骨盤コンディショニングヨガインストラクター

【コーチ】桜井香一

<資格>
・レントゲン技師
・日本サッカー協会公認C級ライセンス
・4級審判

【コーチ】土井ケイチ

<経歴>
・東京バンフ(2006)
・中野デルソ東京(2008)
・メナカフットサルブラジル(2010)
以後コーチ
・ブラジルフットサル連盟(2014、ボリビア)
・ブラジルフットサルセンター大泉(2019-2021)
・ラファーガC.F.(2021)

【コーチ】木村俊介

<経歴>
・幼稚園:FC釜石(岩手)
・小学校:FC釜石(岩手)
・中学校:FC釜石(岩手)
・高校:仙台育英学園高校(宮城)

<資格>
・4級審判(サッカー、フットサル)

失敗しない中学年代のクラブチーム選びとセレクションではここを見る

指導者インタビュー

群馬県邑楽郡で活動されているRafaga(ラファーガ)CF
GMの小松原学さんは、現役時代に当時Jリーグ最年少出場記録(当時17歳と9日)を樹立し、世代別日本代表に飛び級で選出された経験をお持ちです。
そういった経験をお持ちですので、元日本代表の久保竜彦さんや福西崇史さん、前園真聖さん、名良橋晃さんといった錚々たる元日本代表の方々がコーチとして来られたそうです。
そんなRafaga(ラファーガ)CFのGMの小松原さんや、山下コーチにチーム様の事やサッカー観・指導論を伺っています。

⚽️インタビュー音声

 

小倉
小倉
本日はお忙しいところお時間を頂きましてありがとうございます!
チームのことや小松原さんのことを色々とお聞かせ頂ければと思いますので、宜しくお願いします。
こちらこそ宜しくお願いします!
小松原学代表
小松原学代表

選手歴・指導歴

小倉
小倉
小松原さんのサッカー歴について、詳しくお聞かせいただけますか?
幼稚園の頃からサッカーを始めて、小学校、中学校、高校と一般的な流れなんですけど、小学校2年生の頃に急にプロサッカー選手になりたいって思ったんです(笑)
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
そうなんですか!きっかけは何だったんですか?
もともと医者になって人の役に立ちたいと思っていて、おじいちゃんの病気を治してあげたいって考えていたんです。
でも、ある日突然、プロサッカー選手になりたいって気持ちが強くなって、監督に頼んで2年生のときから6年生の練習に参加させてもらいました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
飛び級したいと直訴したんですか?
そうですね。
ただ、小学校4年生の頃には、もっと上手くなりたいと思ってチームを移籍して、新しいチームでは、全国大会にも出場できました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
全国大会での結果はどうだったんですか?
5年生のときから6年生が少ないということもあって、試合には出ていたんですけど、6年生の頃にはどの大会でも優秀選手には必ず選ばれるようにはなっていました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
もうそのときから凄かったんですね。
いや、そんなことないです。
ただ、サッカーが好きで一生懸命やっていただけです。
中学に上がる際は、神奈川県の強豪中学に誘われたんですけど、どこでやっても一緒だと思い(笑)、地元の公立中学を選びました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
高校年代はいかがですか?
高校は私立の学校に通いながら、湘南ベルマーレに所属していました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
当時はJリーグの最年少出場記録も樹立されましたよね?
高校3年生の時にはプロ契約を結んでトップチームに昇格していました。
ただ、怪我をしてしまい、当初の予定よりデビューが遅れてしまったんですけどね。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
プロデビューされたとき、プレッシャーは感じませんでしたか?
全く感じなかったと言えば嘘になりますけど、高校生だったので勢いもあったし、怖いもの知らずだったので、そこまでプレッシャーはなかったです。
でも、周りを見渡すと、みんなすごい選手ばかりで、今考えると若さ故の無知が強みだったのかなと思います。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
中田英寿さんとも一緒にプレーされたんですよね。
ヒデさんとはペルージャに移籍する前に一緒にプレーしていました。
サッカーを教えてもらう機会があって、グラウンドの真ん中で2人きりで1時間ほど話して、日本代表のことなど色々話してくれて、本当に優しかったです。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
中田英寿さんは、もっとクールなイメージがありました。
外から見るとそう見えるかもしれませんが、実際はすごく気さくな方で、僕にもよく話しかけてくれました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
報道されていたイメージとはだいぶ違いますね。
ただ、ヒデさんに怒られたこともあって、「もっと自分の意見を出して俺に要求しろ」って。
でも、内心、ヒデさんに意見なんて言えないと思っていましたけどね(笑)
ただ、今となっては、サッカーに対する考え方やサッカーと向き合う姿勢を教えてくれたので、本当に感謝しています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
小松原さんは、年代別の代表に飛び級で選ばれていましたよね。
僕が15歳の時に、16歳、17歳の代表チームに飛び級で呼ばれて、小野伸二さんや稲本潤一さんたちと一緒にプレーしていました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
黄金世代と言われている世代ですよね。
はい、あの世代は本当にすごかったですね。
小野さん、稲本さん、高原さん、中田浩二さんなど、後の日本代表の中心選手がたくさんいました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
そんなすごい世代の中にしかも飛び級で入れたのは、本当にすごいことですね。
先輩、後輩といった上下関係があまりなく、みんなフラットだったので、それでやりやすかったというのもあったと思いますけどね。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
下の世代の選手も入りやすかったんですね。
そうですね。
監督からは「お前が一番生意気だ」なんて言われたりもしてました(笑)
代表のみんなで僕の誕生日を祝ってくれたのも良い思い出です。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
TV番組で、稲本潤一さんが「消えた天才」として小松原さんの名前を出されていたと記憶していますが、その後のご経歴はいかがですか?
チームにフィットしていたし、自分でも自信はあったんですけど、ベルマーレのスポンサーが撤退して苦しい状況になってしまったり、しかも、僕自身も骨折をしてしまい、それでも無理してプレーしていたら、そこからバランスを崩してしまい、調子が戻らなかったりと、ちょっと不運が重なってしまいました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
当時は、中田英寿さんの次に海外に行くのは小松原さんだと言われていましたよね。
確かに海外移籍の話もありましたけど、チームの事情や怪我など色々な問題があって実現しませんでした。
ただ、僕たちのこうした経験が活きて、今の選手たちが海外で活躍できていると思うので、微々たるものですが、貢献できたのかなと思っています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
とは言え、怪我をした時はすごく落ち込みましたか?
なんで自分だけこんな目に遭うんだと思いましたけど、逆にこの怪我のおかげで自分の体がどんな状態なのかを深く知ることができて、長年の違和感の原因がこの怪我にあったことに気付いたので、少しホッとした部分もありましたね。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
最終的には何歳までサッカーを続けられたんですか?
24歳までですね。
プロとして17歳から7年間プレーしました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
引退するにはそうとう勇気が必要だったんではないですか?
プロ契約が残っていましたが、このままサッカーを続けても自分にとって良いことだとは思えなかったんです。
プロサッカー選手は、常に上を目指してプレーするのが当たり前だと思うんです。
怪我をして、もうプロの看板を背負ってプレーし続けることができなかったので、勇気を必要とすることはなかったです。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
24歳での引退は早く感じてしまいますね。
もっと長く現役生活を続けていたらセカンドキャリアへの移行が難しかったかもしれないので、今となってはあのタイミングで決断できて良かったと思っています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
引退後は、様々な資格を取得されていますよね?
現役時代に怪我をした経験から、体のケアの大切さを痛感したのもあって、柔道整復師鍼灸師マッサージセラピストアスレティックトレーナーなど、合計8年間かけて資格を取得しました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
すごいですね。
サッカーが終わった後も、資格を取得していくパワーが!
これまでも、出る杭打たれる人生だったので、そこは気合と根性で資格は取得しました。
ちなみに、指導者ライセンスで言うとA級ライセンスも取得しています。
小松原学代表
小松原学代表

指導者を目指したきっかけ

小倉
小倉
指導者を目指されたきっかけは何かあるんですか?
実は指導者なんて全く興味なかったんです。
サッカーとは関わらないでおこうと思っていたくらいで。
でも、時間ができたので、試しにC級ライセンスを取ってみようかなと思って、こっそり取りにいったんですけど、すぐにみんなにバレてしまって(笑)
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
バレそうですよね(笑)
お前、何をやってんだって感じで。
それで、地元のサッカーチームを手伝ってくれって頼まれたんですけど、そのチームのことではないですが、指導現場を見てみると、暴力や罵声が横行している現状を見てこのままじゃいけないと思って、スクールの指導に携わることにしました。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
その後、今のラファーガさんを立ち上げる経緯をお伺いしてもいいですか?
最初は小さなスクールから始まったんですが、子供たちが試合をしたいと言い出したので、チームを作ることになりました。
小松原学代表
小松原学代表

どういった選手を育てたいか

小倉
小倉
どういった選手を育てたいと考えているのかお聞きしてもいいですか?
トップレベルの選手の育成はトップチームと連携しているクラブに任せれば良いと思いますが、日本のサッカー界の全体を底上げするためには、トップレベルを目指す選手だけでなく他の選手たちのレベルアップも不可欠だと思うんです。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
それぞれのチームに役割があるということですね。
育成年代でもついつい勝ち負けにこだわってしまいがちですが、私は高校サッカーにつながるようなサッカーの基礎をしっかりと教え、経験値を積ませることが大切だと考えています。
また、試合経験が少ないと経験値の差で負けてしまうことが多いので、全員に平等な機会を与えられるように少人数制で運営し、全員がプレーできる環境を作ることで、日本のサッカーの発展に貢献したいと考えています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
ただ、クラブ運営はビジネス的な側面も強く、多くの選手を抱えることが求められる現状だと思いますが、そのあたりはどうお考えですか。
働きながらサッカークラブを運営するような、二足のわらじを履いたような形が、今後のサッカークラブのあり方としては良いと思います。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
確かに、少人数制で運営するなら二足のわらじでないと難しいですね。
選手を多く獲得しようと勝ちにこだわりすぎると、強引なプレーが増えてしまい、選手の怪我につながる可能性もありますし、日本の選手の体格を考えると、フィジカルな戦いを避け、日本の特徴を活かしたサッカーをする方が海外でも通用するはずなんです。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
勝利至上主義が、選手の才能を潰してしまう可能性があるということですね。
保護者もすぐに結果を求めてしまう傾向がありますが、全ての選手が早く開花するわけではないので、可能性を諦めてしまうのはもったいないことで、日本のサッカー界にとって大きな損失だと思います。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
幼少時代からずば抜けていた選手だけが成功できるという考え方が根強いですが、そうではありませんよね。
はい。
また、サッカーは現役を終えてからのほうが長いですし、プロ選手になれなくても、サッカーを通じて仕事で繋がったり、お互いを支え合ったりできるような良好な関係を築ける人間の育成と、地域に根ざした形でプロ選手の育成をしていきたいです。
小松原学代表
小松原学代表

上手くなる選手・伸びる選手の特徴

小倉
小倉
今までプロや日本代表として活躍されてきた中で、うまくなる選手や伸びる選手の特徴をご自身の経験も踏まえて教えていただけますか。
やはり高い目標を持ち続け、継続できることが大切だと思います。
目標がブレてしまい、あっちこっちに気持ちが向いてしまう選手もいますが、強い意志を持って一つのことに打ち込める選手は成長します。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
サッカーのことを第一に考えている子ですね。
あとは親の意見に振り回されず、自分の意思で行動できることも重要です。
自主性があり、継続して努力できる選手は必ず結果を出せると思います。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
小松原さんも、若いうちからプロになるという強い意志を持っていたからこそ、代表選手になることができたということですね。
そうですね、プロになることしか考えていませんでした。
一つのことに集中できる力があるので、難関資格と言われているアスレチックトレーナーの資格を取得できたのかもしれません。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
一点突破ではないですが、集中する力も大切なんですね。
一つのことに集中して取り組む力は、プロになるための近道だと思います。
あとは、プロサッカー選手は常に自分自身で考え、行動しなければならないので、指導者の指示を鵜呑みにするのではなく、自分なりに考え、行動できる選手こそが成長できると思います。
小松原学代表
小松原学代表

アスレチックトレーナーからの視点

小倉
小倉
アスレチックトレーナーからサッカー界を見たときに感じる事はありますか?
少子化が進み、勝利至上主義が蔓延すると、サッカーの質が低下し、フィジカルなプレーが増えて怪我のリスクが高まりますよね。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
確かに怪我をしている選手が多いという話はよく聞きます。
とくに高校生の怪我の割合は非常に高く、中には隠れてプレーを続けている選手もいますが、これは将来的な選手生命を脅かす危険な行為です。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
それは深刻な問題ですね。
毎日激しい練習をすることが、必ずしも良い結果に繋がるとは限りませんし、むしろ、適切な休養を取り体を休ませることも重要です。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
親御さんも、子どもに休ませることへの抵抗があるのかもしれませんよね?
保護者の中には、子どもにたくさん練習させたいと考えている方もいますが、過度な練習は、選手の体を壊し、モチベーションの低下にも繋がりますから注意が必要です。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
特に夏の炎天下での練習や試合など、今後はどのように対応していくべきか、真剣に考える必要がある時期が来ていますよね?
最近の夏の暑さは異常ですし、死人が出てでもおかしくないですよ。
この暑さに慣れることが大切だという人もいるじゃないですか?
でも、慣れることはできませんし、無理に慣れさせようとすると、選手の健康を損なう可能性が高いので、指導者やトレーナーは選手の体の構造や機能について深い知識を持つべきだと思います。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
そういった知識は今後必須ですね。
例えば、心肺停止などの緊急事態が発生した場合に備えて、応急処置の知識やスキルも身につけておく必要があります。
私もプロ選手時代に、後輩の松田直樹が亡くなるという悲しい経験をしましたし、このような事態を未然に防ぐために、指導者やスタッフは常に意識を高めておくべきだと思います。
小松原学代表
小松原学代表

トレーナーとして

小倉
小倉
小松原さんは、芸能人の方やアーティストのトレーニングもされているとのことですが、その経験がサッカーの指導にも活かされていますか?
アーティストの方々もある種アスリートなので、トレーニング方法やメンタル面のサポートなど、共通点が多くあるので、そういった経験がサッカーの指導にも活かせる部分があると考えています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
サッカーとアーティストが繋がるなんて、とても興味深いです。
例えば、ケツメイシRyoさんに練習中に聴くための応援歌を作っていただいたり、製氷機をいただいたり、良くしていただいています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
それは素晴らしいですね。
選手たちは、好きなアーティストの曲を聴きながら練習することでモチベーションを上げることができますし、アーティストの方々も、スポーツを通して子どもたちと触れ合うことで、新たなインスピレーションを得ることができるのかもしれないですね。
小松原学代表
小松原学代表

サッカークリニックに関して

小倉
小倉
全国各地でサッカークリニックを開催されているとのことですが、詳しくお聞きしてもいいでしょうか。
プロサッカー選手との交流を通じて、子どもたちに夢や目標を与えたいと考えています。また、プロ選手たちのプレーを間近で見せることで、子どもたちのサッカーに対するモチベーションを高めたいと思っています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
多くのレジェンドと呼ばれる選手たちがクリニックに参加されているのですね。
この前は松井大輔が来てくれて、久保竜彦さん、名良橋晃さん、本田泰人さん、金田喜稔さん、釜本邦茂さんなど、多くのレジェンドたちがクリニックに参加してくださっています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
ラファーガさん以外の選手も参加できるんですか?
全然、OPNEにしているんですけど、選手を取られそうという懸念もあるのか、参加者はあまりいないです。
でも、各地域のレベルアップこそが日本のサッカー界にとって重要だと考えているので、どんどん参加してほしいんですけどね。
小松原学代表
小松原学代表

今後の目標

小倉
小倉
今後の目標をお伺いしてもいいですか?
現在、指導者向けのコミュニティサイトを運営しているんですが、今後はジュニアユースナビさんとも連携させていただいて、指導に関する悩みや問題を共有できるような場を作りたいと考えています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
ぜひ、協力させてください。
指導者の中にはチームの勝利のために、選手に無理強いしたり、怪我を隠蔽したりといった行為を行ってしまう方もいるかもしれませんが、指導者同士がオープンに意見交換できる場を設けることで、より良い指導方法をみんなで探求していけると思うんです。
他には、例えば、同じような目標を持つチーム同士で試合を行い、お互いの課題や改善点を見つけ出すような取り組みも考えています。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
具体的にはどういったものになるんですか?
従来の大会のように勝ち負けにこだわるのではなく、選手一人ひとりの成長を重視した大会を開催して、様々なポジションやシステムを試すことで、指導者も選手も成長できるはずなんです。
小松原学代表
小松原学代表
小倉
小倉
選手だけでなく、指導者も成長できる場なんですね?
私自身、指導者として長く第一線で活躍したいというよりも若い世代の指導者を育成したいと考えていて、経験豊富な指導者が、若手指導者に指導を引き継ぐことで、日本のサッカー界全体のレベルアップに繋がると思っているので、若手指導者の育成にも今後は力を入れていきたいと考えています。
小松原学代表
小松原学代表

指導者インタビュー2

選手歴・指導歴

小倉
小倉
山下さんの選手歴をお伺いしてもいいでしょうか。
私自身、小学生まででサッカーは辞めていて、それでもサッカーが好きだなっていう、そういう、心残りじゃないですけど、そういう思いはずっとあったんです。
それと、教師やいろんな大人と出会っていく中で、コーチというか、教師という先生みたいな、そういう立場の人になっていきたいなという思いがあって、それで今サッカーコーチをやらせてもらっています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
小学校でやめられているんですね。
中学校では何か部活はやられているんですか?
中学、高校とバスケをやっていました。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
その後、どういったきっかけでサッカーの世界に戻ってくるんですか?
たまたま就職した会社に、地域貢献活動の一環としてやっているサッカークラブがあって、昼間働きながらボランティアでサッカーに関わる環境が身近にあったんです。
それがきっかけで、プレー経験が少ないという不安を抱えながらも、指導者としての道を歩み始めました。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
中学、高校時代はバスケット部ではあったものの、サッカーはやっぱり好きだったんですね?
サッカー部よりサッカーの試合見ていたと思います(笑)
特に印象に残っているのは、高校時代に母校の試合を文化祭のときに体育館で観戦したことです。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
どちらの高校だったんですか?
愛媛県の八幡浜工業高校に通っていました。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
そのときの友達もまさかサッカーのコーチやってるなんて、みんな驚くんじゃないですか。
頭がおかしいと思われるかもしれないですね。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
いやいや、でもすごい情熱ですね。
ラファーガさんで指導をするきっかけは何かあったんですか?
先ほどお伝えしたようにサッカーコーチの仕事をボランティアで始めたんですが、そのうちにサッカーの指導が自分にとってとても大きなものだと感じるようになり、自分らしく活き活きと働ける職業だと確信し、本格的にサッカーコーチとして働きたいと思うようになりました。
そこで、全国各地のサッカークラブを探していたところ、現在の代表である小松原学と出会うことができ、今のチームに所属することになりました。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
ラファーガさんで指導を始めてからどれくらいになりますか?
もうすぐで2年になります。(2024年現在)
山下智也コーチ
山下智也コーチ

チーム名の由来

小倉
小倉
チーム名の由来を教えていただいてもいいですか?
ラファーガはスペイン語で「強い風」という意味で、群馬県の邑楽町で活動している私たちのチームがサッカー界全体に良い影響を与え、大きな変化をもたらすような存在になりたいという願いを込めて名付けられました。
また、チームから巣立った選手たちも、サッカー界を大きく動かす存在になってほしいという思いも込められています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

チームの特色

小倉
小倉
チームの特色をお伺いしてもいいですか。
私たちのチームがある邑楽町は、隣町の大泉町と合わせて「日本のブラジル」と呼ばれるほど、多くのブラジル人が住んでいる地域なんです。
そのため、チームには日本人だけでなく、ブラジル人やペルー人、ミャンマー人など、様々な国籍の選手が集まっているのが特色です。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
子供の頃から多様な文化に触れることができるのは、貴重な経験ですね。

AI活用に関して

小倉
小倉
ホームページでAI活用について拝見しましたが、具体的にどのように活用されているのでしょうか?
試合の動画を撮影し分析に活用しています。
選手のプレー集を作成して、進路相談の際に活用したり、チームのミーティングで共有したりしています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

バーベキューイベントについて

小倉
小倉
ホームページにバーベキューのことが書いてありましたが、どのようなイベントなのでしょうか?
チームにはブラジル人の方が多いので、選手とその家族を招いて大規模なバーベキューパーティーを開催しています。
ブラジル人の方々が手料理を作ってくれたり、カイピリーニャというブラジルのお酒を振る舞ってくれたりして、音楽を流して踊りを楽しんだり、大人も子供も一緒に交流できる楽しいイベントになっています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

理学療法について

小倉
小倉
理学療法士の方がいると伺いましたが、どのようなサポートをしているのでしょうか?
代表の小松原はアスレチックトレーナーの資格を持っていて、チームの選手たちに対してトレーニングメニューの作成や怪我の治療を行っています。
また、理学療法の専門学校で教える先生や、レントゲン技師の方にも協力していただき、選手たちの体の状態を細かくチェックし、適切なケアを行っています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

指導方針

小倉
小倉
指導方針について教えていただけますか?
私たちは、選手の育成を第一に考えていて、大会で結果を出すことも大切ですが、高校サッカー選手権やプロサッカー選手になるという長期的な目標を達成するために、必要な能力を段階的に身につけていけるように指導しています。
また、燃え尽き症候群にならないよう、サッカーを楽しむことを大切にしていて、選手たちが伸び伸びとプレーできる環境作りを心がけていて、遠征では試合だけでなく、観光や社会見学を取り入れるなど、サッカー以外の体験も重視しています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

中学3年間で身に付けさせたいこと

小倉
小倉
中学3年間でどういうことを身に付けさせていますか?
サッカーの基礎をしっかりと身につけさせるとともに、ゴールに向かって積極的にプレーする姿勢や、状況に応じてボールを保持したり、失わないようにしたりするなど、状況判断能力も養います。
また、味方との連携や、正確なパスワークなど、チームとして機能するために必要なスキルも指導しています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

環境について

小倉
小倉
練習環境に関してもお伺いしてもいいですか?
私たちのチームは自前の土のグラウンドと人工芝のグラウンドの両方を利用しています。
土のグランドでは不規則なバウンドに対応する能力や、体のバランス感覚を養うことができますし、一方、人工芝では、パスやドリブルの精度を高めることができるので、それぞれのグラウンドのメリットを活かし、選手たちが多様な環境でプレーできるよう工夫しています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
自前のグランドがあるのは良いですね。
そうですね。
グラウンドがあるおかげで、チームで自由に練習できる時間が確保でき、練習後や自主練の時間には、選手たちは自分の課題に取り組んだり、新しい技術を習得したりと、積極的に練習に取り組んでいます。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
チームでバスを2台も所有されていますよね。
はい、そうです。
保護者の皆様の負担を少しでも減らしたいという思いから、バスを所有して、遠征先が遠方の場合は、バスで移動することで保護者の皆様の負担を軽減することができていると思います。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

求める選手像

小倉
小倉
どのような選手に来てほしいですか?
サッカーが大好きな子に来てほしいですね。
上手い子ももちろん歓迎ですが、サッカーが好きで一生懸命練習したいと思っている子であれば、大歓迎です。
一緒に目標に向かって努力し、サッカーを楽しむことができる仲間を募集しています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

進路サポート

小倉
小倉
高校進路のサポートについては、どのようなことを行っていますか?
選手の希望や能力に合わせて、代表が多くのサッカー関係者との繋がりを持っているため、最適な高校を紹介し、推薦状を書いたりしています。
これまでに、地元の高校だけでなく、強豪校への進学実績もあります。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
例えばどちらの高校になりますか?
県内では近隣の西邑楽高校館林高校常盤高校が多くて、 県外だと、正智深谷正徳深谷、長野県の日本ウェルネスに進学する選手もいます。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

成長する選手・伸びる選手の特徴

小倉
小倉
指導をされている中で、成長する選手・伸びる選手に共通する特徴はありますか?
共通しているのは、サッカーを見る習慣があることです。
試合を観ることで無意識のうちにプレーのイメージが付くので、「この状況ではこうすれば良い」というようなイメージをたくさん持っている選手は、試合の中でそれを実践しようとするので、伸びると思います。
また、自分で考えながらプレーする選手も成長が早いと感じます。
例えば、「この選手はここが弱いから、ここを突こう」といったように、相手選手の弱点を見つけて、そこをつこうとする選手は、試合の中で常に考えながらプレーしているので、試合を重ねる毎に成長すると思います。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

ジュニアユースのチームの選び方

小倉
小倉
ジュニアユースのチームを選ぶ際に、どのような点に注目すれば良いか、何かアドバイスはありますか?
私は、過度な競争よりも、ある程度試合に出場できる機会が多いチームを選ぶ方が良いと考えています。
強豪チームは人数が多く必ずしも試合に出られるとは限りませんし、常に競争にさらされる環境は、選手にプレッシャーを与え、サッカーを楽しむ心を失わせてしまう可能性があると思うんですよ。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
小倉
たしかに試合に出場できないと腐ってしまいそうですね。
サッカーは楽しむものなので、まずはプレーを通して喜びを感じることが大切で、もちろん、試合に出て勝ちたいという気持ちも大切ですが、それはあくまで自然な形で湧き出てくるものであってほしいです。
そのためには、ある程度の競争は必要ですが、あまりにも激しい競争は避けるべきだと思います。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
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試合に出る機会が多いことは、選手にとって大きな成長の機会になりますよね。
試合に出ることで、勝ち負けを経験し、悔しさや喜びを味わうことができ、それらの経験を通して、選手は自ら成長したいという意欲を高めることができると思います。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
小倉
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現在のチームは、1学年あたりどれくらいの選手が所属していますか?
1学年あたり10人から15人程度なので、全員が試合に出場できる機会は十分にあると考えています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ

今後の目標

小倉
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今後の目標についてお聞かせいただけますか?
現在(2024年)は県の2部リーグに所属していますが、1部リーグ昇格を目指しています。
ただ、私たちが目指すのは単に結果を出すことだけではなく、卒業生が進路先で活躍して、進路先の指導者から高い評価を受けるような選手を育成していきたいと考えています。
山下智也コーチ
山下智也コーチ
⚽️インタビュー音声

 

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